香川県

 『瀬戸内海の自然豊かな景色やマリンスポーツ、瀬戸内芸術祭などのアートなど、さまざまな魅力が揃う香川県の有名な特産品は、みなさんご存知の「うどん」です。2011年には香川県観光協会が、「香川県を『うどん県』に改名しました」と発表したことが話題になりました。もちろん正式な改名はありませんが、うどんを愛する県であることには間違いがありません。』

RE WRITEより引用

人間尊重の場づくり  ~さぬき市大川町

★香川県さぬき市大川町を訪問しました。 さぬき市は2012年に平成の大合併で大川郡津田町・大川町・志度町・寒川町・長尾町が合併し誕生しました。 県庁所在地である高松市の東に位置し、高松自動車道ICからもほど近い車での移動の便利さとともに、空が広く空気が澄んだ旧農村地域です。
保育園に隣接したご実家で育ててくださる様子を拝見し、その想いをお聞きするためにお邪魔しました。 今回ご対応いただいた川西健登さんは、医師として ハンセン病の療養施設である青森県にある国立療養所・松丘保養園を定年で退職し、大川町のご実家で週の半分ほどを過ごす生活を始められました。庭には梅やみかんの木が植えられていて、季節の野菜も時期に合わせ育てられます。今年はゴーヤドームに挑戦される傍ら、はるかのひまわりをお育ていただきました。

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お話をお聞きする中で 医師として様々なご経験をされていることがわかります。 大学卒業後に京都で病院勤務のご経験の後、海外の大学や研究所の客員研究員として経験を積まれ、東アフリカの大学附属病院でも内科医とし勤務されました。その後、国立療養所で元ハンセン病患者の方々を見守ってこられた川西さんが話されます。
「私はこの地域が、病気の人も元気な人も誰でも植物や自然に触れながら互いに交われる、そんなこころ豊かな場所になればいいなと思います」
ハンセン病により厳しい差別に瀕してこられた方々、精神を病んだ方々も同様に社会から隔絶されてきた歴史があります。また高齢化社会においては核家族化やコミュニティの希薄さを背景とした老健施設での高齢者の生活にも多くの課題があります。 すべての人の人としての尊厳が第一とされる社会の実現を願わずにはおれません。
今回、お話中にバナナで割った超美味なゴーヤジュースを頂きました。また帰りには収穫直後のゴーヤに加え手作りの梅ジャムも頂戴しました。

お世話になりありがとうございました。

園児の皆さんへ   ~さぬき市

藤井学園寒川高等学校より里帰り  ~さぬき市