鳥取県琴浦町

鳴り石の浜プロジェクト http://nariishi.com/

地域活性の素敵なモデルです。
内陸部に出来た高速道路により国道に隣接した琴浦町が疲弊してゆく様を目の当たりにして、地域の方々が立ち上がった地域活性化のプロジェクトです。

 

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鳴り石の浜プロジェクト視察レポート

2013年8月25日

★視察レポート
鳥取県「鳴り石の浜プロジェクト」の取り組みをご紹介いたします。

 


鳥取県琴浦町赤碕にある「鳴り石の浜」は悠久の自然が織りなす故郷の貴重な財産です。数十万年前の大山の噴火により特徴づけられた稀有な浜で、礫岩が時を経て丸くなり波の満ち干きに合わせて砂のように転がり心やすらぐ音を為します。しかも浜から海へ数キロにわたっての海底に敷き詰められ、季節によって波風の強い琴浦の浜は様相を変えるのだと、五十年にわたり毎日欠かさず海に潜り続け、故郷の海を観察してきた「鳴り石の浜」の番人、岩田弘さんは語ります。

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琴浦町は東の県庁所在市である鳥取市と西の主要都市である米子市との中間にある自然の恵み豊かで風光明媚な人口1万九千の街です。北は日本海。南は大山を擁し、海の恵みと稀有な立地による'強風'という自然の力は、サーフィンの格好の場であり、風力発電という自然由来エネルギーの源泉としても有名です。
しかしながら、近接する山陰道中山・名和道路の整備に伴い主要幹線道路であった国道9号線を擁する琴浦町へのアクセスの減少などが予想されることから、地元住民グループによって「鳴り石の浜プロジェクト」が結成されました。

同プロジェクトは、何より地元故郷の稀有な財産である「鳴り石の浜」の保全と観光拠点としての施設の整備。さらに地域振興のためのイベントやPRグッズなどの企画販売なども手がけます。施設は鳴り石の浜に隣接した国道9号線の空き店舗を購入し、プロジェクト拠点にするとともに貸しスペースとして、地元主婦のボランティアグループ「鳴り石友の会」が週末金曜土曜に地産地消の限定手作りランチを提供したり、結婚式が行われたりと、時として様相を変えながらステキな地域コミュニティースペースとして機能しているようです。

また、自然遺産の保全と地域観光資源としての活用などを支援する行政の動きも活発のようです。鳥取県として鳴り石の浜への安全なアクセスのための遊歩道の整備や観光看板の設置などの予算が採択され、プロジェクトメンバーの志高い活動は施設の改善や素敵なテラスの設置なども実施。さらに、施設と浜の間にあった雑木林を整備し花壇とする計画の中で「はるかのひまわり絆プロジェクト」の理念に共感いただき、復興再生のシンボルである、はるかのひまわり、を咲かせていただく事になりました。

昨年の夏に、岩手県陸前高田市の滝の里工業団地仮設住宅の皆さんが心をこめて育てられ、大輪の花を咲かせた、はるかのひまわり、の種をお送りさせていただき、はるかのひまわり、の命の連鎖とともにこの度の東北大震災の被災地にも思いを馳せていただく事となり、鳴り石の浜プロジェクトメンバーが自宅で育てた苗を7月1日に琴の浦高等特別支援学校の皆さんや地元の皆さんと共に1500本を植栽されました。

この度、ぜひとも視察させていただきたいと連絡させていただき豪雨の前日からカラリと晴れた鳴り石の浜を訪問させていただきました。道中はこの地域の特徴である黒い釉薬瓦の家々が陽の光を得て輝くさまを見ながら、心を踊らせておりました。 浜の番人、岩田さん、プロジェクトリーダーの馬野さん、コアメンバーで発信拠点、さらに今回、はるかのひまわり絆プロジェクト、にご応募いただいた上田さんにお出迎えいただき、撮影とともに色々なお話をお聞かせいただきました。お話の途中に、なんと24時間テレビの取材が来られ、ひまわりの取材となり何より充実した時間を過ごさせていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

お話の中で関西から移住されるIターンの受け入れもされるという琴浦町の懐の深さもさることながら、一般的な理解としての鳥取砂丘に比する観光地としての可能性を大いに感じながら、琴ノ浦歴史街道や、なにより琴浦グルメストリートに後ろ髪を引っ張られながら帰路につくこととなりました。ぜひとも近いうちにゆっくりと観光訪問したいものです。

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