兵庫県・香美町
日本海に面している自然豊かな町。 町全域が山陰海岸ジオパークに属する他、町内に山陰海岸国立公園、氷ノ山後山那岐山国定公園の一部を有しています。小代区に源を発しながら、香住区で日本海に注ぐ矢田川が流れる。兵庫県の町で面積が一番広く、町全体が豪雪地帯に指定されています。
他の地域
全校集会で種配布 ~兎塚小学校
兎塚小学校3年に会いに行きました。
射添小学校訪問 ~兵庫県香美町
香美町は日本海に面している自然豊かな町で、町全域が山陰海岸ジオパークに属し、町内に山陰海岸国立公園および氷ノ山後山那岐山国定公園がある。兵庫県の町で面積が一番広く、町全体が豪雪地帯に指定されており、おじろ・ハチ北・スカイバレーなどのスキー場を有し、海に面してJR西日本山陰本線に属する余部鉄橋の「空の駅」は地上40メートルで日本海と海辺の集落を望める眺望の駅がある四季の自然豊かな素敵な町です。
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始まりは、2014年に「おじろスキー場」から種のリクエストがあり、夏場にゲレンデをひまわり畑にしたいとのお話で驚きましたが、宣言通り夏にゲレンデいっぱいに咲かせ、その秋に里帰りをいただきました。翌年はぜひこの目で見たいと訪問すると、様々なひまわりがゲレンデいっぱいに咲いた様子が絶景でした。また、はるかのひまわりの生育地にはパネルを立て、プロジェクトをご紹介いただきました。
その様子をご覧いただいた、当時 小代小学校で教鞭をとられていた 今井元子先生から種のリクエストをいただき2016年からお育ていただいています。昨年(2019年)は、射添小学校へ転任され3年生のクラスでお育ていただき、8月には立派に育ち開花したひまわりをバックに看板をもった生徒さんの笑顔いっぱいのお写真をお送りいただきました。
こんな写真を見ると「会いた~い!!」気持ちが募り、今年始めから訪問の予定をご相談していましたが、徐々に新型コロナウイルスの影響が出始めたことで訪問が困難な状況となりました。今回、緊急事態宣言が解除となった6月より学校の授業も開始されたことで、7月30日に訪問することになりました。
香美町立射添小学校
射添小学校は平成の大合併により2005年4月に香住町・美方町・村岡町の3町が合併し、旧町所属の4校が統合して村岡町の射添名称を受け継ぎ誕生した小学校です。敷地内には平成27年に開校した「兵庫県立出石特別支援学校・みかた校」が隣接しています。
当日は神戸市から車で訪問しました。 現在小学校の生徒総数は59名、今回お会いした4年生は元気いっぱいの男女5名ずつの10名。昨年の写真からしっかりと成長した姿を拝見できました。 お待ちいただいていたようで、ウェルカムボードと教室の黒板でお出迎えいただき、全員の自己紹介の後、「人の絆が創る地域社会」のお話をさせていただきました。
質問がでるわでるわ、ずっと手が上がったままで終わりそうにありませんでしたが、その後の感想も様々な思いを発表いただきました。
その後訪問のお礼として、2曲の素敵な歌声をプレゼントしてくれました。最初は「翼をください」次の曲は「しあわせ運べるように:神戸バージョン」を一緒に歌いました。
「しあわせ運べるように」は1995年に発生した阪神・淡路大震災後に当時市内小学校教諭の臼井真先生が神戸復興を願い、作詞・作曲した楽曲で、原曲の「神戸オリジナルバージョン」のほか、2011年に発生した東日本大震災後に制作された、歌詞中の「神戸」を「ふるさと」に置き換えた「ふるさとバージョン」があり、神戸市内の小学校で25年間大切に歌い継がれている曲です。
とてもありがたく幸せな気持ちになりました。
その後は授業の時間も終わり、休み時間に満開の「はるかのひまわり」の前で記念撮影をしました。まぁ何より元気いっぱいの4年生に圧倒されたような気がします。 今回、職場で作っているマスクカバーを皆さんにプレゼントしたお礼に、なんと!4年生の畑で立派に実ったゴーヤとキュウリをいただき帰路につきました。
香美町は同じ兵庫県内ですが、神戸市からは車で高速道路を経由して2時間半ほどの距離にある自然豊かな素敵な故郷です。実は毎年5月には家族ぐるみで付き合う友人たちと旅行をするのですが、昨年は香美町小代区にある「美方高原自然の家とちのき村」で休日をすごしました。また、過去を振り返ってみると一昨年もその前の年も香美町や近隣で休日を過ごしていたようです。そんな兵庫県民の心の故郷だと感じています。
今回はやっと出会えた今井元子先生をはじめ、元気で素敵な4年生の皆さん、また校長先生、その他の先生方にも拙いお話をお聞きいただき、さらに校長室ではおじろスキー場のスタッフの奥様に出会うなど不思議で楽しい時間を過ごすことができました。 今後もぜひ、感性豊かな子どもたちに 防災や減災の学びとともに
はるかのひまわりの学びや生育から、人と人との関係性の喜びや楽しみ、人との関わりの不思議さや大切さを学ぶ機会を通して、心豊かなふるさとづくりに活かしていただければ幸いです。
ありがとうございました。
香美町立射添小学校プロジェクト ~兵庫県美方郡香美町
おじろスキー場の取り組み ~兵庫県香美町
2015年7月20日
★視察レポート
兵庫県香美町おじろスキー場の取り組みをご紹介いたします。
日本海を擁する香美町の山間に位置する小代区におじろスキー場はあります。
香美町は6500世帯19260人の人口で、人口減は否めないもののここ20年で、若年層が増えているのは見逃せない香美町にあって 小代区は山間にあり、棚田の風景の素晴らしさ、神戸ビーフの故郷 但馬牛の畜産。さらに町民みんなでおもてなしの~残酷なのに、笑顔になるマラソン大会。その名も「残酷マラソン」など「日本で最も美しい村」を標榜する素敵な故郷です。
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スキー場の経営は、冬場の積雪期間である3ヶ月で年間を賄い、オフの期間は設備のメンテナンスに費やすという季節産業です。だからこそオフシーズンの職員の雇用の確保は困難であるという現実があります。
しかし、おじろスキー場では昨年から夏場の期間に自然の素晴らしさを提供しながら、雇用を増やし確保する挑戦をはじめました。
『 香美町小代 ひまわりパーク 』
夏場に、涼しいゲレンデを様々な”ひまわり”で埋め尽くし、訪問する人たちを迎え、小さな子供のいるご家族やカップル。観光で香美町を訪れる方々に”ひとときの素敵な時間”をお届けする挑戦を始めました。
そんな折にご依頼いただいた種のリクエスト。
”はるかのひまわり絆プロジェクト”ご参加いただき、購入された向日葵の種と共にお育ていただき、秋には、はるかのひまわりの種を収穫され、開花のお写真とともに里帰りしていただきました。その開花写真を見た瞬間 来年は必ず訪れたいと強く心に思いました。
今年のひまわりパークは7月18日にオープンされました。 早速7月20日に家族とともに訪問することにしました。
神戸市から車での訪問でしたが、高速道路や有料道路が切れ目なく接続されたお陰で、実質2時間で到着します。 も(ちろん目的地までにPAや道の駅などに寄りながらの小旅行でしたが・・・)
まず驚かされたのは、大きなゴンドラとその道程。山を2つ超えたところにあるゲレンデまで2km。スリル満点の約10分間でした。 ゴンドラステーションにつくとそこはどこまでも続く緑の芝生の絨毯。そこには沢山の向日葵が群生していました。
鑑賞しながら、涼しくて気持ちのよい空気感を堪能した後、昨年リクエストをいただいた「増田 大作」さんを探すことに、今回は突然の訪問でしたので心配でしたが、とてもラッキーな事に初めて声をお掛けした方がご本人でした。
お忙しいところ、スタッフルームにご案内いただき色々とお話をお聞きしました。 この取組みが冒頭にご紹介した 職員の雇用確保の取り組みであること。 取り組むスタッフが植物を育てることが初めてであること。購入した種による向日葵と比べ、はるかのひまわり、の生育や収穫した種が
おじろスキー場にとても適していたこと。 また、昨年開花した場所に自然に落ちた種から元気よく生育し開花したこと。 今年は、はるかのひまわり、の植栽場所を大きく拡げたこと。 また、芝生への植栽についてのご苦労や技術的なお話など、思い入れの深さとともに昨年から始められたとは思えないプロフェッショナルなお話でした。
はるかのひまわりの案内看板もお作りいただき、時に来園された方が知っておられたり、興味を持ってご覧いただけているなど 嬉しいお話もお聞かせいただきました。
残念ながら、はるかの開花はこれからのようでしたが しっかりとスキー場に根付き、小代の方々の心に根付き 素敵な故郷を作られることを願いながら再訪を楽しみに小代を後にしました。
お忙しい中ご対応いただいた 増田大作さん 昨年の本当にリクエストのご本人 太田垣 収さん お世話になりました。 日本で最も美しい村 に根付く はるかの笑顔を見に 必ず再訪いたします。 ありがとうございました。